歴史を少し触れますと、日本の精神保健家族会は、1960年ごろの病院家族会から始まり、全国組織として「全国精神障害者家族会連合会(ぜんかれん)」が結成されます。
昭和40年に精神衛生法の改正により、保健所が地域における精神保健行政の第一線機関として位置づけられ、相談や訪問指導を強化することになったこともあり、保健所を拠点に地域家族会が設立されました。
山口県でも次々と家族会ができ、「徳山地区精神保健家族会」も昭和54年に設立されました。
家族会活動には「わかちあい」「まなびあい」「はたらきかけ」という
3つの柱があります。
わかちあい
同じ悩みを持つ仲間がいることを知り交流をする。
まなびあい
家族が疾患に対する知識や活用できるサービスを知る。
はたらきかけ
地域住民への啓発活動や関係機関への要望など、社会に向かって発言や行動をする。
特に大事な活動は「わかちあい」にあります。
家族会は自助グループです。
家族同士が援助したり、援助されることで、力を獲得(エンパワメント)して、自分を変える力を得ることができます。
そして、その力を使って、社会に働きかけ、社会を変えていく運動を行っていったのです。
